夫と私

よくあるタイプの女オタクの私とサッカーが好きな夫の話

気遣い

昨日は結婚式を行うホテルに打ち合わせに行った。とうとうあと1ヶ月になったので、決め事も多い。結婚式に関連する仕事はたくさんあり、それぞれの担当者と個別に話をする場面がある。全体的にテンションの高い人が多く、普段から平熱の低い生活をしている我々のほうが若干引いてしまう。

今回は司会者の人と話したが、アナウンスを勉強すると普段からああいう口調になってしまうのだろうか、と的外れなことを終始考えながら話していた。あまりレスポンスの悪い人間だと思われるとこちらが損をする(結婚式が思っていたのと違う感じになってしまう)ので雰囲気に乗っていかなければとは思うが、そんなことができるなら人生で損する場面も少なかったであろう。急に話を大きくしてしまったがわりと本心でもある。

とにかくなんとか打ち合わせは終わった。司会者の人はこちらのローキー度合いに不安を感じたかもしれないが、我々なりに頑張ったので許してもらいたい。

次の打ち合わせの時間になるまで、お昼ご飯を食べながら休憩した。「花嫁からの手紙を読まないと殺す、と言われた時用に手紙を考えたらなかなかの名文になった」ということを夫に報告したら、「いろいろ書いたり準備が大変なら新婚旅行の計画(行きたい美術館のチケットを取ったり)はこちらで進めようか」という気遣いを受けた。

私は「それ読ませてよ」というリアクションを予想、というか求めていたのだが全く違う展開になって若干面食らった。「チケットを取るのは大した労力ではないし、まず全体スケジュールを決めたい」などと意見を述べたが、そんなことで気遣われるとは思っていなかったので驚いた。おしゃれな洋食屋さんでピザとパスタを交換しながら食べた。

夫は打ち合わせの最後の方になると疲れたのかプランナーさんの話を聞き流していたので軽く注意した。しかし全体的には根気強くて協力的な方ではあるのだろつ。