家庭の味

予告通りフレンチトーストを食べたが、夜に仕込むのは忘れて朝に作った。我が家ではトーストは冷凍されているので、一度解凍がてら焼いたせいか、耳を切ったせいか、漬け込み時間が短くてもうまくいった。ホテルのレシピ！というのを見つけて真似したが私には少し牛乳が多すぎる気がしたので、次回は少し減らしてみよう。甘さはちょうど良かった。卵液は結構余ってしまった。

https://www.lettuceclub.net/news/article/149955/

トーストしてから切った耳をしばらくそのままにしていたら夫が食べてもいい？と聞いたので2切れほど上げた。パン耳が好きなのかと聞いたらそういうわけではないが、焼きたてで美味しそうと思ったとのこと。

料理には絶対的な正解はないものなのだとは思うが、しかし方向性というか、こっちのほうが良いみたいなことくらいはあるのではないかと思う。ホテルのレシピと実家のレシピではもちろんホテルのレシピのほうがそういう意味での方向性の正しさみたいなものはあると思う。でも私は牛乳はもっと少なくていい。それは多分、私が子供の頃食べた味に近づけようとしているからだ。

夫が作ってくれたひじきの煮物を食べながら、好みや良さとは違う観点で、私だったらもっと甘くするなと思ったことがある。考えてみると私は全体に料理を甘くしがちだ。お菓子みたいにしてしまうことすらある。

(余談だが、我が家は料理は夫の担当なので私はほとんど料理をしない)

家庭の味はそんな些細なところにもある。別に凝った料理なんてできなくても、そんな感じで良いのかもなと思った。