夫と私

よくあるタイプの女オタクの私とサッカーが好きな夫の話

車が壊れた

お盆休みを利用して淡路島と徳島へ旅行に行った。主目的は大塚国際美術館で名画(複製)をたくさん見ることだ。台風の影響で滞在期間が短くなったが、絵画は堪能できて素晴らしかった。海の近くをドライブできたのも良かった。

ただ帰りの高速道路上でトラブルが起きた。

以下はその記録だがディティールは間違って覚えているかもしれない。

なんやかんや細かいことがあった末、エンジン警告灯が点灯し、しばらく後に消えたものの、アクセルをいくら踏んでも速度が上がってこない。このままでは危ないと判断し、近くのPAに入り、まずは保険会社に電話した。確かロードサービスが付帯していたはずだと思ったのだ。

果たしてロードサービスは付帯していたし、使えるとのことだった。しかし今回必要なものを話しながら確認したところ、一つめに壊れた車をレッカーして整備工場に運んでもらい、二つめに帰るためのレンタカーを用意してもらう必要がある。保険会社の言うことには、レンタカーを借りることはできるが、PAにまで持っていくことはできないからなんらかの方法(どんな?)で高速道路を降りなければならない。しかもその費用が保険で負担できるかどうかは、車の故障状況によるという。整備工場で走行不能の判断にならないと自費負担、と言うようなことを言われて完全に混乱してしまった。

混乱したので一回電話を切り、整備工場に電話した。今年車検を受けた際に対応が良かったことを思い出し、相談してみようと思ったのだ。いろいろと説明したところ、レッカーを出すこともレンタカーを出すこともできる。レンタカーはレッカーに乗せて行くので、自力で高速道路を降りる必要はない。また保険会社がレンタカー費用を負担しない場合は、整備工場で負担してくれるとのことで、ここに依頼をしようと腹を決めた。

それからまた保険会社と整備工場とに代わる代わる電話し、どうにか話をつけてあとは待機するだけだ。が、日差しをしのぐ場所はコンビニしかなく、そのコンビニはめちゃくちゃ混み合っていてすみっこで涼ませてもらうわけにもいかないくらいだった。あと冷房が効きすぎてて寒いので長居できない。結局コンビニと植え込みの脇のベンチを行ったり来たりしたり、やけになってアイスを食べたりしながら3時間くらい待った。夜になってようようレッカーと代車が到着し、そこからまた車を運転して帰った。使い慣れない車を夜間に運転したせいで、普段以上に疲労感が強かった。

結局エンジンの部品が劣化しており、交換でことなきを得た。しかし最悪高速道路上で立ち往生する可能性があったらしく、そうなる前に止める判断ができて本当に良かった。何事も早めに安全側の判断をするのが大切だと再認識した。

愛車はまあまあ古いので、これからも各部にガタがきてこのように壊れていくのだろう。気に入っている車で、製造終了しているために新車で購入できないこともあり、可能な限り長く乗りたいと考えていたが、安全安心のためにはもう少し早く買い直したほうがいいのでは……と思うようになった。