夫と私

よくあるタイプの女オタクの私とサッカーが好きな夫の話

食べ物と温度

もしかしたら、というか多分、ほぼ全ての人が知っていることなんだと思うけれど、最近知ったことがある。

食べるものは温度によって味が変わる(味というか、味わい?)ということだ。

先日初めてプリンを作ったのだが、ちゃんと固まっているのか不安で、冷めきらないうちに一口食べた。そのときは生温かくて微妙に甘い茶碗蒸しのような感じで、正直おいしくないし失敗したと思っていた。しかし量が量だった(グラタン皿にいっぱいあった)のですぐに捨てるのが忍びなく、一応冷やしてみようと思って冷蔵庫に入れた。

夕方になってしっかりと冷えた状態のプリンを食べると、温かいうちに食べてしまったときとは全く味が違っていて、(売っているものみたいに美味しいわけではないが)十分美味しいと感じた。

それ以外にも、夫に作り置きしてもらったおかずをずっと冷蔵庫から出してすぐ食べていたのだが、気まぐれに温めたり冷蔵庫から出してしばらくしてから食べたりしていたら、温度を変えるだけでずいぶん味が違うな!と感じることが度々あった。

多分みんな知っているのだけど、あまり意識していなかった。調子に乗ってたまに変なものを温めてあまり美味しくなくなったりもしているが、新しい視点ができた。