夫と私

よくあるタイプの女オタクの私とサッカーが好きな夫の話

家庭内での働き

朝7時過ぎに起きた。夫を起こして遊ぼうかと思ったけれど起きないので、仕方なく1人だけ起きて洗濯をした。

洗濯は基本的に夜に行う。2人分なので、乾燥まで行っても問題ないものについてはお風呂の後で洗濯機に放り込み、私が朝に畳んでから出社するというルーチンになっている。乾燥機にかけられないものは貯めておき、私のノー残業デーと週末に洗濯と部屋干しを行う。ベランダには全く出ない。

乾燥機にかけられないほうの洗濯物がたまっていたので3回ほど洗濯して片付けた。昨日買った洗濯槽クリーナーを投入し、服と本を売りに行った。洗濯槽クリーナーは定期的に使うのがいいと思うが、周期を管理できない。平均すればだいたい月に1回くらいなのではと思うが、どうだろうか。

帰ってきたら洗濯槽クリーナーが終わっていたので、乾燥機をかけていい洗濯物を洗濯しながら自分のお弁当のおかずを作った。こういう地味な外段取りが好きだ。お弁当のおかずは淡々と作り終えたが暑かった。ついでなのでお茶なども用意して自分が台所を使う用事は終えておいた。あとは夫が夕食を作るのみだ。

家庭内での仕事は時間で言えば夫婦同じくらいだと思うが、項目の数で言えば私の方が多いと思う。私は汚れた状態になる前に掃除をする方が心が安らかでいい(というか、本質的に掃除というものはそう言うものだと思っている)ので、見た目に汚れていなくても一定の範囲は毎日掃除するようにしている。風呂とトイレの掃除もある程度周期を決めて実施しているので、夫から見たら「常に快適に使用できる」状態を維持していると思う。反対に夫は汚れるまで掃除しないし、その「汚れ」の閾値が非常に高いところにあるので掃除は任せられない。本人の部屋だけは自分で掃除してもらっているが、私が「掃除すべき」と感じる状態から平気で1〜2週間は放置される。いつか夫に「汚れてないのにどうして掃除するの?」と問われ、「汚れる前に掃除するから意味がある」と答えたところ非常に驚かれた。

私も子供時代には汚れた部屋で平然と生活していたが、一人暮らしをするようになってからというか、仕事を始めてから整理整頓だとか掃除の大切さを知った、というか叩き込まれた。製造業の人は仕事を始めると、多くの場合はまず5Sと3定を習得させられると思う。というか、工程内でこれらを守らないといとも簡単に仕事が滞る。私の場合は、そのような経験から、私の生活(工程内でいうところの仕事)が滞るのはそのせいだったのか!と合点がいき、自分なりに気を使って生活するようになった。結果部屋は清潔だしものも無くさないということになった。

漠然と「掃除しろ」「片付けろ」と言われてもよくわからないが、「清潔な状態とは」「片付けとは」といちいち定義されてよくわかるようになった。子供の頃掃除が苦手だったのも私の性格上の問題ではなく、ただやり方がわからなかっただけなのだなと思うと気持ちが休まる気がする。

5S - Wikipedia