夫と私

よくあるタイプの女オタクの私とサッカーが好きな夫の話

服を売る

また売るための服をまとめている。たくさん着たものもあるしそうでもないものもある。着ずに売ってしまうのなら無駄遣いをしたということになるのだろうが、まあ、仕方がないかなとも思う。

勢いで買ってしまうこともある。でも、それで明日食べるものがなくなったりしているわけではない。

「流行りのデザインだと来年は着られないからもったいない」という考え方もあるが、今年着て、いい気分になれるのならそれでいいと思う。来年捨ててもいいし私のように売ってもいい。服には体を守る機能だけがあるわけではないのだから、気分がよくなるという要素も必要だ。

過剰な節約が苦手なのも同じ理由だ。もったいないと言うのであれば何だってもったいない。スマホを手放して服も減らし、家の中でテレビだけ見ていることもできる。でもそれだけでは気持ちが塞ぐから、インターネットを見たり着飾ったりするのだと思う。着ない服でも買ったとき幸せだったし、クローゼットに彩りを与える効果もあったはずだ。別に無駄遣いを進んでしたいというわけではないが、全てが無駄だったとは思いたくない。